疲れを溜め込まないための心がけ

仕事をできるだけ長く続けるためには、オンとオフをしっかりと切り替えることが大切です。仕事のストレスが蓄積されると、退勤後や休日にも仕事の悩みがつきまとって頭を悩ませることになりかねません。そうなると常に仕事から気持ちを切り離せず、仕事の疲れをリセットできなくなります。介護職も同様に、たとえ不規則なシフトだとしてもオンとオフの切り替えは大切です。仕事のときは仕事に集中し、退勤後は完全にプライベートタイムにあてることが疲れを溜めないためのコツです。バーンアウトの予防法や対処法などは、http://burnout-measures.comも参考にできます。

バーンアウトになりやすい介護職の特徴には、疲れを自覚していても責任感から頑張りすぎてしまうタイプが挙げられます。体調が良くなかったり、精神的なストレスを感じたりしても、まだ頑張れるからと無理をしてしまうのです。しかし、その不調をごまかしながらやり過ごしても、遅かれ早かれ限界が来ます。休み時間はしっかり休憩し、退勤後は仕事のことを忘れて気持ちを切り替え、体調不良を自覚したら休むことが重要です。疲れを溜めない方法を個人で実践することはもちろん、職場側でもできる取り組みがあります。まず一人でストレスや悩みを溜め込まずに済むような、風通しの良い職場づくりが欠かせません。メンター制度やエルダー制度など、新人介護職に対してフォロー役の先輩介護職を配属するのも良い方法です。また、ストレスチェック制度の実施やメンタルヘルスケアの相談窓口の設置なども、悩みを抱えた介護職を救うことにつながるでしょう。上司との定期的な面談も、重要な役割を果たすといえます。